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スレッド一覧

  1. zakkityou(0)
  2. 足あと帳(0)
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(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 7月18日(月)22時28分25秒
  仕事と家事のあいだの一杯の珈琲の時間

秒針をつぎつぎ飛び越える間に
世界の果てで恒星が輝いている

朝の鏡の紅ひいて仕事の顔となる




 
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 7月14日(木)22時24分57秒
  なかなか暮れない空どこまでも歩く

つばめ列車のホームを抜けて梅雨の晴れ間

いつの間にか巨大になった入道雲が後ろに
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 5月 8日(日)22時53分13秒
  新緑もくもく山を持ち上げ

新緑の勢い山姿を変える

消しゴムの欠けている青い空
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 5月 8日(日)22時48分12秒
  野原に翼広げて

ひたいに百合の花

前を行くおばあちゃまの背中

 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 4月 9日(土)23時19分59秒
  さくら
さくら
ただ一度きりの桜を
ただ一人と決めた人とも歩かないで

思い出の贈り物のリボンほどく桜

片足の鳩が茂みから目で物を言う

学歴があって人を思う心のないしたたかさ
良心を知らない恐ろしい高慢ちき

思い出の贈り物のリボンほどく
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 4月 7日(木)23時16分23秒
  封印された思い出のリボンをほどいて桜

封印した贈り物を開けて桜吹雪

封印した思い出がほどけて桜

封印されていた贈り物を開くように桜

封印されていた思い出のリボンをほどく桜

 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 3月26日(土)01時44分26秒
  裸の枝をゆらす春の風

悲しみの春霞
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 3月20日(日)20時35分56秒
  うなだれたユニコーンが
雨の街を歩いてゆく

スクランブル交差点の
信号が青に変わった

薄暮の光のような
その白い姿は
激しい雨にかき消されて
雑踏の誰一人としてその存在に気づかない

ああ
バビロンの塔かこの街は
聳え立つメトロポリスのビルの谷間で

ユニコーンの涙は
滝のような雨のしずくとともに街の明かりにゆれ
きらきらと光りながら
アスファルトに落ちていく

優しい永遠の乙女の膝に
憩うていた過去は
すでに伝説の扉の向こう

やさしく頭を撫でてくれたあの白い手は
もう永遠に失われたのだ

乙女を失ったユニコーンは
時間という大河に投げ入れられて
世界にあふれだす人間どもの毒を消すために
この21世紀の時代に送り出されたのだ

大海原を旅する
一枚のさくらの花びらのように孤独に
最後にひとめみた乙女の姿を月影のように胸に抱いて

(永遠に失うということは
 こういうことだったのだ)

いっそそれならば
世界を解毒するために
この身は憤怒の果てに砕け散り
この世界にくれてやらろうではないか

そのとき信号が赤に変わった

都会の車たちが踏みしだいていったのは
何だったのか

雨あがりの街に
空の星を映して
いくつもの涙のあとが
光っている
 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 3月11日(金)13時20分29秒
  辛酸なめつくし覚えた仕事をもう忘れてよいのだ

かつての幻ひかる水の上
子の母を呼ぶ声

コートも上着もいらなくなって野の緑

最後にひと目見た姿月の光のように抱いて

生きて使い尽くした手足指先

両手ポケットに入れて桜吹雪の落ちて触れる音

見えない幾とせもの春がゆれている

筆のように頬をなでていく新緑の若葉

夕暮れの山バトなけば厨に母の気配

笑っている顔に恥じらいのある老女

語りたくない悲しみを根掘り葉掘り




 

(無題)

 投稿者:u  投稿日:2016年 3月11日(金)12時57分20秒
  前を向けない日には、ただ空だけがあった

理不尽な時間が降る雨の舗道

 

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